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塾をやめるとき、合格のお礼はいらない。

家族 受験 考え

 

ある朝、母親が封筒を僕に渡しました。

 

 J( 'ー`)し 

「なかむ、これはお父さんとお母さんからのオバチャン先生へのお礼だ。」

 

 J( 'ー`)し 

「本当にお世話になったから、絶対に渡すんだよ。」

 

 (*゚Д゚) 「ンー。」

 

 (*゚Д゚) 

(この封筒・・・まさか・・・)

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 ※イメージ 封筒の中には何十枚もの商品券が入っていました。

 

  (*゚Д゚) 

(やっぱり金じゃねえかおい!!こんなのをオバチャン先生に渡すなんて)

 

(*゚Д゚) 

(絶対にいやだ・・・)

 

 

 僕は先月まで塾に行ってて、オバチャン先生(仮名)に英語を教えてもらっていました。

別に嫌いなわけではないのです。

むしろ、感謝してます。

 

というのも、僕が「これ難しいんです!!どう読めばいいんですか?」

と質問した長文問題集を、一年かけて授業で使ってくれたんです。

塾の教材じゃないのに。

www.amazon.co.jp

 

 

そしてオバチャン先生は予習を欠かさなかった。

毎週問題文のコピーを持ち帰っては、それに

「なかむくんはこの文法が苦手だから、この箇所を注意して読んでね」

と、マーキングしてくれたんですよね。

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↑オバチャン先生が用意してくれたコピーには、解説がぎっしり。

 

左ページに先生が用意した問題文のコピー(解説つき)を貼り、

右ページに問題を解いて答え合わせや単語の確認をする。

これをやることで、読むときに注意すべきポイントがわかるし、後で「どう考え、どう間違えたのか」をチェックすることがわかる。

これ、英語の学習法の理想形だと思うんですよ。みんなも真似してみてね♡

 

そしてオバチャン先生は「その先」を教えてくれた。文が読めた、はいおしまいではなくて、

 

文の著者の名言を引用したり。

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日本語では伝わらない単語の細かなニュアンスを調べてくれたり。

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 本当の意味で「文章を理解する」ことができました。

・・・・・。

こんな手厚い指導、集団塾では無理です。

オバチャン先生、ここまで丁寧に教えてくれて、本当にありがとうございました。

おかげで、僕は志望大学に合格できました。

 

 

 

でも!!!でもね。

「商品券」という金目のものを先生に渡すのは、どうしてもできない。

授業料を払うのは当然だけど、僕が先生にカネを手渡すのは絶対にしたくない。

でも、母には言えないんだな。反抗期だから。

 

 

とゆうわけで、父に電話で相談しました。

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 (*゚Д゚) 

「お父さんさ、オバチャン先生になにかお礼しようってお母さんと話した?」

 

( ´∀) 「そんなの聞いてない」

※結局カーチャンの自己判断でした。なにが「お父さんとお母さんから」だよ・・・

 

(*゚Д゚) 

「あのさ、お母さんから渡された封筒の中に商品券がめっちゃ入ってるんだけど、」

 

(*゚Д゚)

「これ、渡すのイヤなんだよね。」

 

(*゚Д゚)

「ていうかさ、おかしくない?」

「なんで僕らは授業料を払ってるのに、またカネを渡さなきゃいけないの?」

「僕が(英語)できるようになったのは教えてもらった以上当然だし、その報酬として授業料があるんでしょ。」

 

 

´∀)

 「・・・なるほど。」

「でも、別にいいんじゃない?」

「なかむが賢くなったのはオバチャン先生のおかげだし、そのお礼として渡せば?」

 

 

(*゚Д゚)  「・・・・・・・」

 

´∀)  「なんならカーチャンに言っとこうか?」

 

(*゚Д゚) 

「!!!いやっそれは(絶対メンドいことになるから)いい。」

「わかった。渡すわ。もう」

 

 

ありがとうお父さん。

たいして役に立たなかったけど、話を聞いてもらえただけでもよかった。

ただね、1つ確信したのは

塾講師、いや教える立場にいる全員にとって1番うれしいのは

「お礼の品」をもらうことじゃなくて、

「教え子がちゃんと勉強し、成績を上げて、志望校に受かる」

ことなんですよ。絶対そうだ。

 

 

だから、僕は「渡す」と言っておきながら、渡しませんでした。

そしてこうごまかした。

 

 

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(*゚Д゚) 

「コレ、断られた。」※封筒を差し出しながら

 

J( 'ー`)し 

「断られた・・・・はい。」

「オバチャン先生、なんて?」

   

(*゚Д゚)

「えーーーと・・」

「『気持ちだけ受け取ります。』って」

「『うれしいけど、今これを受け取るわけにはいかない。』って」

 

 

J( 'ー`)し   

「ふーん・・・りちぎな先生ねえ。」

 

´∀)  

「そりゃそうだ。ちょっと生々しいだろ。」

 

おい父親!!お前昨日「渡せばいい」的なこと言ってただろっ!!!

でも、「商品券をこっそり着服」することだけは避けたかったので、こういう結果に収まってよかった。


結論。

「自分が努力して志望校に受かる」のが、教えてもらったことに対する最高の「お礼」である。よって、自分がどっかの学校に合格しても「お礼の品」をあげる必要はない。