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新国立競技場も真っ青!!バブル期日本のトンデモ構想4選

建築

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バベルの塔 - Wikipedia


人はなぜ高いモノを作ろうとするのか。

今、世界で一番高いビルはドバイに建つブルジュ・ハリファです。

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高さ828m。



こんなん、大したことないですよ。


日本はもっとスゴいヤツを建てようとしたんです。


20年ぐらい前に。

当時はジャパン・アズ・ナンバーワンの時代。

誇るべき日本の経済力をもってしたら、これくらい建てられるでしょ的な空気があったんでしょうねえ。




とゆうわけで、バブル経済下の日本ではどんな壮大な構想があったのか、見ていきましょう。


スカイシティー1000

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スカイシティー1000 | 竹中工務店


このハイパービルディングは1989年、竹中工務店が発表しました。

高さ1000m、床面積800ha、ビル人口3万6千人。


住宅、商業施設、娯楽施設、公園を1つのビルに集約します。


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つまり、ビル内で生活が完結する「空中都市」を作ろうとしたんですね。

これを東京湾から眺めると、こんな感じです。


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違和感しかねえwwwww



エアロポリス2001


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これも同じく1989年発表。でも高さ2001m500階立てです!!!(爆)


このビルの特徴は、東京湾に半径730mの人工島を造成して、その上にビル本体をのせるという建設手法です。

ビル人口30万人

これ作るのに25年かかって、工事費は46兆円だそうです。



X-Seed 4000


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えっ高さ2000m?

少なくとも4000mなきゃ、ハイパービルディングは名乗れないっしょ。


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東京湾に浮かぶこの巨大ビルは、100万人が暮らす空中都市。

工期30年、総工費150兆円でございます!!

構想にあたり研究の対象となったのは、技術的な可能性ばかりでなく、社会構造、政治、経済、法制度から人間の心理、モラルにまで及びました。

ピカピカと光る第2の富士山が東京湾に浮かんでいる姿を想像することができるでしょうか。

大成建設 | 140周年記念サイト | 未来プロジェクト


・・・ちょっと壮大すぎて、想像できないです。


東京バベルタワー


はい、今日の真打ちはコレ。


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東京バベルタワー。

標高1万メートル。
敷地は山手線の内側ぜんぶ。


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この巨大な建造物に、3000万人を収納するという、大変大胆にして壮大な構想です。


この巨大建造物を提案したのは、早稲田大学教授の尾島俊雄氏。

これによって東京圏全ての人口を収納することができ、広大な関東平野を開放することができます。


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階層ごとの利用法も検討されていました。


総工費、3000兆円

完成まで150年かかります。

どう考えても実現不可能なこのプロジェクトに、当時の関係者はどこまで本気だったのでしょうか。

東京バベルタワー - Wikipedia



昔は夢があった。

こんなハチャメチャな構想があったバブル期から20年。

今の建築界には、新国立競技場の問題を始めとした「コスト削減」の空気がまん延しています。

そりゃ安いほうがいいだろうけど、

好きなだけ妄想できた20年前の好景気を体験したかったな~と思いました。


千メートルビルを建てる―超々高層のハードとソフト (講談社選書メチエ)

千メートルビルを建てる―超々高層のハードとソフト (講談社選書メチエ)


当時の計画を華々しく語るビデオです。

建築好きとしてはかなり面白いので見てください。

www.nicovideo.jp