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「日本の田舎は資本主義のフロンティアだ」って言うけど、それ本当?

建築 考え 研究

 

どーも、東京で消耗中のむ~ちょです。

 

東京は・・・人が多いですね。

楽しいけど、あの密集した環境はイヤです。

満員電車に乗りたくないです。

 

そこで登場するのが、イケダハヤト氏の

「都民よ羨望せよ!!まだ東京で消耗してるの?」

という決まり文句で紹介される

すばらしい高知の景色、食事、生活。

 

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まだ東京で消耗してるの?

 

いや~、ほんまにうらやましい。

ボクも高知の山奥で、自然に囲まれた豊かな生活がしたい!!

 

 

 

でもなんだかんだ言って、面白いのは東京でしょ?

 

・・・そうなんですよね。それは紛れもない事実。

 

優秀な人は皆、東京に集まります。

 ”スーパーIT高校生”で有名になったTehu氏は、兵庫県出身だった。

 

仕事をしていてよく思うのは、いくら力があったとしても、一人では絶対にできない仕事が世の中にはたくさんあるということです。だから、本気で何かをしたいのであれば、どうしても東京に行かなければならないことが増えていきます。

東京に行かないと始まらない。これが現実 | スーパーIT大学生Tehuの未来予測

 

 

現代思想研究者の東浩紀氏も、似たようなことを言ってます。 

みんな地元で満足して、そこそこ幸せに暮らすのはすばらしいことかもしれないけど、それだけで新しい文化が創られていくのか。もう少しギラギラした話のほうが面白いかなと思う。東京には人を集めたほうがいい。

ショッピングモールから考える ユートピア・バックヤード・未来都市 (幻冬舎新書)

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・・・とまあ、言論界で優勢なのは

「東京にひとを集めたほうが、新しい文化やイノベーションが生まれる!!」

という考え方ですね。

 

 

じゃあ、田舎から新しい文化は生まれないの?

みんな東京に行って、田舎に人はいなくなって、

田舎は衰退するだけなの?

 

はい、衰退するでしょう。

そもそも「日本」の人口が減少している以上、

田舎なんて消えるに決まってるじゃないですか。

 

・・・でも。

 

そんな環境の中でも

ヒト・カネを呼び込もうとする

面白い田舎は、確かに存在するのです。

 

「古民家ステイ」で再生した長崎県・小値賀町

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長崎県の離島、小値賀(おぢか)島。

 

この島では、住民の家をホテルにしちゃう「民泊」と、

古民家を現代風にリノベーションした「古民家ステイ」の取り組みが成功し、

すごいイイ感じの田舎になりました。

 

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古民家ステイ | おぢか島旅

 

うるさい都会から離れ、小さな島でただボーッとする。

 

まるごと1棟、貸し切りなので誰にも邪魔はされません。

 

もしくは「民泊」で、地域の人と一緒に食事を頂いたり、一緒に魚釣りしたり・・・

 

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小値賀島。この「何にもない」雰囲気が、サイコーにいいですよねえ・・・

いいな~、オレもここへ行きたい!!

 

暮らすように、旅をする。 おぢか島旅公式HP

 

「島留学」で活性化した島根県・海士町

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 島留学 | 島根県立隠岐島前高等学校

 

これは島根・隠岐の島にある公立高校が、もっと遠くから生徒を集めようぜ!!として始まった企画。

 

これ、すごくいいですよね。

 

都会の学校はとにかく人が多いから、消耗するんですよ。

全校集会とかで、1000人の生徒がグラウンドに集まると超うるさくて、ずっとイライラしてた記憶がある。

食堂も混みまくりだし、先生に質問しようとしても先行者が2~3人いたり・・・

 

 離島の学校なら、人が少ない分ずっとリラックスして勉強できますよね。

 

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http://www.pref.shimane.lg.jp/admin/seisaku/koho/esque/2011/80/03.html

 

ただ、高校3年間を離島で過ごすことに、不安を感じることも事実。

 

だったら、『通信制高校が離島に校舎を作って、「スクーリング」で使用する』というのはどうでしょうか!!?

 

それなら3年間縛られることもないし、気に入ったらずっと島で勉強すればいいじゃん!!

いやー、我ながらグッドアイデア。

N高校とか隠岐の島に進出しないんですかねえ。

 

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田舎×通信制高校は可能性のあるコラボだと思います。

 

 

統一された街並みが美しい、島根県・津和野町

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 ここはイケてるというより、ボクが好きなところです(笑)

4年前に津和野へ行ったんですが、

すっかり気に入り、ずっと再訪したいなと思い続けています。

 

どこが好きになったのかというと

まず、赤い瓦で覆われた街並みがキレイなこと。

 

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それから、この街にはどこか懐かしい雰囲気があること。

 

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「田舎」や「夏」にノスタルジーを感じる人であれば、

夏の津和野が一番おすすめ。

良いところですよ。

 

 

田舎はどうやったら活性化できるの?

・・・とまあ、イケてそうな田舎を挙げてみたんですけど、

正直どこも「厳しい」んですよね。

急激な人口減により、林業・農業で経済を回すことはもはや不可能です。

 

しかし。

「観光」なら、稼げるかもしれない。 

 

 

実はここ数年、世界的に「観光業」が急成長しています。

 

 

国連世界観光機関(UNWTO)によると

今年(2016年)の全世界の観光客数は、12億人を突破するとのこと。

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January 2016 - Volume 14 - Advance Release | Tourism Market Trends UNWTO

 

また、観光経済の発展ぶりは目覚ましく、

今では「自動車」よりも多くのカネを生み出しています。

f:id:nakanakanakkarin:20160505092545p:plain国連世界観光機関のレポート(2014年度_PDF)

 

この表を見てもわかる、観光業の将来への有望さ。

世界経済の1割が観光関連って、めっちゃ規模大きいですよね。

f:id:nakanakanakkarin:20160505100050j:plainWhy tourism? | World Tourism Organization UNWTO

 

 

世界的な成長の潮流が、「製造業」から「観光業」に移行しつつあることは確かです。

 

 

世界の観光客を、日本の田舎へ!!

とゆうわけで、増えている世界の観光客を、

先ほど紹介したようなイイ田舎に誘致することが、

「地方創生」の現実的な手段だと思います。

 

タイトルへの結論として、

「観光」という側面から見れば、

田舎は”フロンティア”だと思うな~。

 

たくさんのお客様が、世界から

小値賀や津和野を訪れて、

心から満足して帰っていただけたら、すごく良いことだと思う。

 

そんな地域を盛り上げる仕事に携わりたいです。