読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「大学無償化」に大学生が思うこと

考え

いま、「大学無償化を実現しよう」とする運動があるようです。

news.yahoo.co.jp

今まで高かったものがタダになるのは素晴らしいことです。

でも、僕は憎たらしいことに
「実現してほしくないな」
と思っています。


「学生」という特権をタダにしてほしくない

なぜなら大学生である最大のメリットが、"大学に籍がある"ことだから。

特に何の能力もない19歳む~ちょにとって、「学生」は最高のステータスです。

学生という響きは本当に魅力的で、

例えばこのブログは規模が小さいけれども
「学生ブロガー」としてブランディングできるし、
学生ブロガー"だけ"をターゲットにしたイベントも開かれる。
www.proof0309.com

学生はとても得をする身分なのです。

・・・そして、僕は「学生であること」以外に自信を持つことができません。

もし大学を辞めてしまったら、何者でもなくなってしまいます。

Tehuさんや椎木里桂さんのようなすごい人は、仮に大学をやめても
クリエイターとかJK社長とか、いろんな肩書を名乗ることができる。

しかし、僕は何も残りません。
ただのニートです。

でも「学生」という身分を持つだけであら不思議、周りの大人は僕を認めてくれるのです。
「へえ~、大学生なんだ。何大学?進路は?ニクリーチで焼肉食わない?」
こんなおいしい身分がタダで手に入るとか、ヤバくないですか?


高卒労働者と学生で格差を生んで欲しくない

僕と高卒サラリーマンで経済に貢献しているのは、間違いなく後者です。

何も生産せず、技術のない大学生を国費で支援する??

90%以上が進学する北欧の国ならまだしも、
未だ多数派とはいえない学生に補助するのは、不公平です。

いや・・・むしろ学費を免除することで、
大学に行きたいけど行けない高校生を支援し、進学率を上げることが目的かもしれない。

それなら素晴らしい政策なんですけどね。

お金という形でプレッシャーを感じたくない

大学がタダになるということは、国からお金が出るということ。

つまり税金です。

自分と同じ年の人が働き、納めた税金で大学生は何ができるのでしょうか。

結果的に高卒労働者よりも国富を生み出せるのでしょうか。

正直、その自信はありません。

だったら今のまま、正規の学費を払い続けるほうがいい。

税金という言葉を前に、
「国が支援してやってるんだからお前ら絶対怠けるなよ!?
 働いてる同世代もおるねんで!!?
  高卒よりも国に貢献しろ!!」

というプレッシャーを、僕は受けたくありません。

結局何がしたいんだ

大学無償化によって僕が感じている危険は

大学教育にカネが動くことによって、
ある程度自由な身分だった学生が、色々と拘束されるのではないか・・・

面倒なことがさらに増えるのではないか・・・

ということです。

でも、無償化の目的が

「もっと学生をちゃんとさせるため」
ではなく、

「進学のチャンスをより多くの人に与えるため」
だったらすごく素晴らしいことだと思います。

学生の特権であるモラトリアムを、より多くの人が享受することができるからです。

無償化の政策の先には、何を見据えているのか。
それをより考察していきたいと思います。