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わかりやすい!「地方創生」や「まちづくり」を解説したおすすめ本6冊【大学生向け】

読書 建築 レビュー(商品)

都市計画やまちづくりに興味がある人に、現在の都市の課題がざっくりと把握できる本を選びました。

「わかりやすく」「わかりやすい」本を中心に取り上げています。
(中にはマンガもあります)

興味はあるけど難しい本を読む気にならない・・・という人は、
僕が選んだ「読みやすくてわかりやすい本」を読んで、どんどん知識を深めてください!!

地方創生大全

「ゆるキャラは大の大人がやることではない」
「"量"重視の観光モデルをやめよう」
「ターゲティングを明確にしよう」

と、著者は現在の「地方創生」の取り組みに批判的です。

実際に町おこしの失敗例はいくつもあり、それらは巧みに隠されてしまいます。
そして「地方創生大全」は、少数の成功例を明るく紹介するだけの本ではありません。

失敗する自治体に共通する特徴や事例が、生々しく描写されています。

しかし、そういった逆境をどう打ち破り、行動すればいいのかも詳しく解説されています。
そういった面も含め、最も現実的な地方創生の参考書です。



まちづくりデッドライン

「地方創生大全」と同じ木下斉氏による専門書です。
専門書とはいえ、「まちづくり」をここまでわかりやすく解説した本はなかなか無いと思います。

カラーだし絵やグラフが充実していて、すいすい「まち」のことが理解できる。

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なぜ郊外への大型店舗の出店が加速したのか?
シャッター街の空き店舗を持つ家主の心理は?
人口が減少する中、これからのまちづくりはどうなるの?

そういった疑問を解決させるためのヒントが散りばめられています。

地方は活性化するか否か

「地方活性化」を話題にした、斬新なマンガです。
マンガなので、専門書よりもずっと気楽に読めます。かつ、わかりやすい!

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Web4コマ 地方は活性化するか否か

田舎の女子高生、ほとりちゃんが
「自分の街を活性化するには、どうすればいいの!!?」
と調べてみたところ、
地方が抱える様々な問題が明らかになる・・・というストーリーです。

マンガなのに、普通の本と同じくらいかそれ以上情報が入ってきます。もう専門書読む必要ないじゃん。

「うちの町はどうしてイケてないの?」
みたいな、ほとりちゃんのような人にぜひおすすめしたい1冊です。

エリアイノベーション:変化の構造とローカライズ

今ある資産(古民家、廃校など)をリノベーションし、新しい価値を街に産み出す。
そうしたリノベーションの連鎖が街(エリア)を進化させていく・・・という事例を、東京・日本橋/大阪市阿倍野区/尾道市/小倉市の4つの地域で紹介した本です。

巨大で豪華な施設で町おこしができる時代はもう終わりました。

建築家が新しい建物を作れる機会は、どんどん減っていくでしょう。
むしろ、街が持っている資産をどう再生させるかが問われる時代です。

これから建築やまちづくりに関わりたいと思う人にとって、とても参考になる本だと思います。

RePUBLIC 公共空間のリノベーション

建築にこだわらず、公園や広場といった公共空間をどう再生させるか・・ということに主眼を置いた本です。

運河の上のレストランや、公園を保育園と共有など
もっと町を自由で楽しい場所にするアイデアが豊富に挙げられています。

この本がいいのは、どのページから開いても「わあっステキ♡」となるイメージが載っていること。

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ちょっとした工夫が町をもっと豊かにするのは想像するだけでも楽しいですよね。
「まちづくり」の面白さと奥深さが得られる1冊なので、ぜひ手に取って読んでみてください。

新・観光立国論

残酷なまでも"知りたくない日本の現実"を指摘するのに定評があるデービッド・アトキンソン氏。
金融アナリストとして20年日本に勤め、バブル期の不良資産問題を最初に指摘したのは同氏でした。

デービッド氏が挙げた、日本の観光業の問題点は
「大型連休に依存した、いびつな観光業の構造」
「超・富裕層向けのリゾートの不足」
「新幹線がネットで予約できない」

があります。

そして、この本を読んで
いかに日本の観光地が世界に比べて遅れているか・・・
というのを痛感させられました。

まとめ

まちづくりとか地方活性化とか、なん言ってるけどいまいちよくわからない・・・。
最初は僕もそう思ってました。

しかし、「まち」を作っているのは自分自身です。
まちにお金を落とし、働くのは他でもない自分です。

そんな「まち」がどう動いているのか、知識をつけるだけで普段の景色がガラッと変わりますよ~。