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BIMってなに?機能と特徴をわかりやすく解説します

建築

いつものようにTwitterを眺めていると、BIMが話題になっているではありませんか!

建築学生として、これは反応せずにいられない。

ちょうど授業でBIMを勉強したところなので、
・BIMとは何か
・BIMでなにができるのか

を解説したいと思います!!

BIMってなに?

Revit ファミリ | BIM ソフトウェア | オートデスク
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BIMとはBuilding Information Modeling(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の略称で、建築物の3次元情報を取り扱うソフトウェアを指します。

BIMの特徴は、何よりもその効率性です。
手書きの製図とは比べ物になりません。
建築を3次元で見ることができるので、ただの「線」でしかない平面図とは汎用性がケタ違いに高いのです。

BIMソフトは数多く存在しますが、その中でもAutodesk社のRevit(リビット)について紹介いたします。


BIMの機能①:3Dビュー

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Revitでは、設計した建築を3Dビューで俯瞰することができます。
手書き図面では平面図・断面図の「真上」「真横」から見た姿しか書けませんが、
どの角度からも設計物を見られるのは、BIMの大きな利点ですね。

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また、1階部分だけ切り出して3Dビューを見ることも可能です。
いちいち1枚の図面を書かなければならない手書きと比べて、
1つのファイルから膨大な情報を引き出せるBIMは超イノベイティブなわけです。

BIMの機能②:レンダリング

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レンダリング (rendering) は、データ記述言語やデータ構造で記述された抽象的で高次の情報から、コンピュータのプログラムを用いて画像・映像・音声などを生成することをいう。 (Wikipedia)

要するに、よりリアルっぽくする技術と考えてください。

例えば、線のみで表現された部屋。
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これをレンダリングすると、こんな風になります。

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机は机っぽく木の質感に、
壁も壁らしい色に、
窓の外は青空・・・と、
ソフト自身がどうリアルに見えるかを判断して自然な感触を作り出す技術なのです。

無機質な図面ではつかめない、実際に完成した建築物のイメージを
BIMなら簡単に表現することができます。

BIMの機能③:ウォークスルー

BIMで一番面白いのはウォークスルーです。
実際にカメラを作った建築の中で動かして、動画を作ることができます!!

例えば、カメラをこんな風に動かしてみましょう。

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三角形がウォークスルーで見える範囲、赤点がカメラを方向転換させるポイントです。

すると、下のような動画が完成します。

www.youtube.com

どうです??
すっっっごく面白いでしょ!!
紙では絶対表現できない「動画」を作れちゃうんです。

感動のあまり、授業では皆「おお~」とため息をついていたし
僕も「超エモくね??」と興奮しながら話していました。

これからはBIMの時代。BIMが使えると強いね

ハヤシはしるの人も呟いてましたが、BIMはこれからどんどん普及していく技術です。

大手建設会社やゼネコンが次々にBIMを導入していくなか、
大学の教育プログラムは未だに「手書き」重視、デジタル軽視の傾向があります。

デジタルを十分勉強しないまま就職した新卒が、CADやBIMにてこずるケースが多数あるようです。

BIMは、クライアントと直感的なイメージを共有できる画期的な技術です。
「絶対死なないシェアハウス」の映像も、BIMのウォークスルー機能を活用したと思われます。

www.youtube.com

これが「図面」「完成予想図」で構成されていたらどんな印象を抱きますか?
動画の映像よりわかりにくく、シェアハウスの姿が想像しづらくなりますよね。

建築を学ぶ人は、デジタル技術を身につければ"強み"になるでしょう。